作業効率化
どうもこのブログをご覧の方は、
製作所ネタをお楽しみの方が多いらしい(笑)
というわけで、いかに数をこなすかを考え、
工夫した点をテーマにした記事を書いてみよう。
まずは、数多くいる成虫の管理において、
絶大な威力を発揮しているアイテムである。

これは、モンスター http://www.monster7.com/ で購入できる。
今まで使ったどのタイプのゼリーカッターより優れている。
16g、18g ワイドに対応している。
ゼリーをさかさまに持って、押し付けるだけで十字に切れる。
しばらく使っているとカッターがさびてくるのだが、
ゼリーのフィルムを切る程度なので、切れ味は気にならない。
1個1個片手で切りながらケースに投入するもよし、
まとめて切っておいてどんどん交換していくもよし。
私はまとめ切りでやっている。
両手にゼリーを持ってどんどんカットしていく。
20や30はあっという間に切れる。
・・・加えて、飼育ケースを100均で2個入りのスクリューのボトルにしたので、
飼育ケースの開閉がとても速くなった。
コバシャを使っていたときは開閉が難儀だった。
クリアボトルだと、特に800ccは口が狭く、
古いゼリーを取り出しにくかったが、その手間もなくなった。
おかげで、エサやマット交換がとても楽になった。
次は、相当前の記事で紹介した改造スパテルである。
古い方はご存知かと思う。

これはもともと親方に教えてもらったアイテムである。
これもモンスターで買える。 その他、ドルクスグッズでも買った記憶がある。
見ての通り、かなり肉厚のあるスパテルで、2mm は楽にある。
なぜこれなのかというと、超カタ詰めを掘り返すとき、
食いがよくないボトル、特に♀などの場合は、
普通のスパテルでは歯が立たず、すぐに曲がってしまうからである。
もしカワラの超カタ詰めだと、おそらくまったく手が出ないであろう。
実は、さらにこれには細工がしてある。
これは私自身のアイデアである。
左は無加工、右が加工済みである。

右は、グラインダーで外周を研いで少し刃をつけてある。
おそらくペーパーナイフ程度であろうか?
こうすることで、菌床とボトル壁面にスパテルを滑り込ませることが可能になり、
またボトルをクルクルまわしながら、上からリンゴの皮をむくように
削り取っていくことが可能となった。
このスパテルを使い始めてから、もうほかのスパテルは使えなくなった。
ちなみ製作所加工の超カタ詰め用スパテルである。
しかし、誤って幼虫を突き刺してしまわないように注意しなければならない。
幼虫がどこにいるか把握していない状況では、
立ててスパテルを使うのは厳禁だ。
しかし、力を入れても曲がらないものの、
その力を受け止める人差し指がもたない。
なので、指が当たる部分もグラインダーで角を落としてある。
さらに・・・・

これは魚釣り用の手袋である。
釣具屋で1000円もしない。
これで痛みを感じず、かつ指先は自由に動かせるので、
スピーディーにビン交換が進む。
今、タイムリーな話題のビン交換だが、
是非可能な方はお試しあれ。
グラインダーは、ホビー用ならおよそ5000円以内で、
ホームセンターで購入できる。